特別養護老人ホーム ケアワーカー

特別養護老人ホーム 白楽荘
主任 ケアワーカー
井藤さん
2013年入職
新卒でこの法人に入職し様々な経験を重ね、主任にこの2025年11月にステップアップした井藤さん。主任となった今の想いを聞いてみました!
Q.入職してから今に至るまでの間で、嬉しかったことや、やりがいを感じたことを教えてください。
私が介護職として今まで働いてきて嬉しかったことは、ご利用者さんから「ありがとう」「頼りになるわ」など、お褒めの言葉を頂いた時です。毎日の挨拶や、コミュニケーションをとる中で、ご利用者さんの笑顔が見られると、とても嬉しく介護の仕事をしていてよかったと思います。
もう一つは、介護の仕事は正解が一つではなく、状況に応じどのようにしたらよいかを常に考えながら取り組める仕事だと思っています。難しいことですがその点にこそやりがいがあると感じています。
Q.今、大切にしていることはどんなことですか。
私は、困っている人の手助けをしたい、人の為に役立つ仕事をしたいと思い、介護の仕事を始めました。入職当時は、認知症への理解もままならない状態でした。先輩方に、利用者対応や介護技術など様々なことを丁寧に教えていただき、12年一生懸命勤めてきました。今までもそうですが私が大切にしていることは、まずご利用者さんが毎日安心して白楽荘で過ごせることです。そしてそのためのケアの提供やご利用者さんとの関わりそのものを大切にすることで、主任としてご利用者のよりよい環境を作り上げたい、それが今大切にしている想いです。
Q.今後どのようなフロアづくりをしていいきたいと考えていますか?
職員が気兼ねなく意見を言えたり、困ったことを相談しやすいような、職員にとって心理的に安心しながら働くことのできる環境づくりを心がけたいと考えています。そのためには、職員一人一人の得意なことや苦手なことを把握し、適切なアドバイスやサポートをすることで、それぞれの個性や能力を最大限に発揮できるよう、フロア職員の役割分担やサポート体制を整えていきます。

特別養護老人ホーム 白楽荘
ケアワーカー
高橋さん
2019年入職
白楽荘では昼間帯業務(早番・日勤・遅番)と夜勤業務があります。昼間帯では、ご利用者の皆さまの日々のケアはもちろんのこと、多職種との連携やご利用者ケアの話し合い、支援に関係する委員会や会議などにも参加し事業所運営にも多く携わっています。
その他、年間のスケジュールにもある季節ごとのイベントの企画や法人の大きな行事も担当し、介護業務以外にも多くのスキルを必要とされます。もちろん、先輩や上司などチームとしてチャレンジすることをモットーに掲げているので、新任の職員も安心して楽しく取り組んでいます。 私たちの介護の基本は、ご利用者の人生に寄り添うことです。食事介助や排泄介助などの基本的な介護だけではなく、レクリエーションやご利用者の楽しみを支援することもその一つです。「どうしたらご利用者の幸せに繋がるのだろう。」私たちは、この課題に介護としてチームで取り組んでいます。
インタビュー(2025年11月実施)
新卒で入職してからもうすぐ7年になるケアワーカーの細谷さんと高橋さん、もうすぐ5年になる福島さん。今では新入職員の育成やフロアをまとめる先輩職員となっている3名に、就職してから今に至るまでを振り返りながら、前向きに働き続ける今についてインタビューしました!
細谷さん
特別養護老人ホーム白楽荘
ケアワーカー
2019年入職
高橋さん
特別養護老人ホーム白楽荘
ケアワーカー
2019年入職
福島さん
特別養護老人ホーム白楽荘
ケアワーカー
2021年入職
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Q1.ご利用者と関わる中で、嬉しかったことや、やりがいを感じたことなどを聞かせてください。
細谷さん:
入職してから現在に至るまで、様々なご利用者さんの担当をさせていただきました。何気ない会話やフロアでの行事・活動の中でその方の新しい一面を発見し、それを日々のケアに反映できると嬉しく感じます。「難しい」と思っていた事がご利用者・ご家族・職員の力が加わることで、「こうしたら出来る」と変わる瞬間にやりがいを感じます。
日々の中で、もう少し何か出来たのではないか、力不足だと感じてしまうこともあります。ただ、ご利用者やそのご家族から、「あなたで良かった。良くしてくれてありがとう」と、声をかけていただいたときはケアワーカーになってよかったと思いました。
高橋さん:
一番印象に残っているのは、担当のご利用者家族から「面会の時、いつも本人からここの職員さんは優しいと聞いています。ここに入所ができて本当に良かった」と言っていただいたことです。ご利用者本人から「ありがとう」と言っていただけることはもちろん嬉しいですが、ご家族のお褒めの言葉をいただけたことで、自分の仕事がご利用者のためになっているという実感が沸き、日々の業務に対するモチベーションも高まりました。
福島さん:
一番嬉しかったことは、ご利用者と意思の疎通をはかりながら、ご本人の要望やお困りごとを解決するたびにいつも「ありがとう」と声をかけていただいたことです。ご家族様からもその件で温かいお言葉をかけていただき、今自分ができる最大のケアができたと感じることができました。ご利用者と話をしながら色々なことを解決できたのはその方が初めてだったので、難しさもありましたがとてもやりがいを感じました。
Q2.フロアの雰囲気はどうですか?
福島さん:
白楽荘は、先輩・後輩ともに話しやすく相談しやすい職場です。幅広い年齢層の職員がいるため、悩んでいることや困っていることを遠慮なく相談でき、いろいろな知識を得ることができます。また、自分の考えを受け入れてもらえ、時にはアドバイスをくれる先輩職員がたくさんいるため、自分の考えを臆せず発信できる環境でもあります。
細谷さん:
上司が一人一人の職員をよく見てくれている為、とても働きやすいです。ご利用者のことで困ったことがあったり、支援を見直していくうえで適切なアドバイスを受けることができていると感じます。そのアドバイスの中には自分にはない視点もあり、新たな発見や学びにも繋がっています。頼ることが出来る職員が沢山いるところも良いなと日々感じています。
高橋さん:
この施設でケアワーカーとして働く中で、働きやすさを感じる場面は多くありますが、1番は新入職員教育の手厚さにあると思います。やるべき業務をただ教えるのではなく、なぜそれをやるのか、何の意味があるのかを私もしっかり教えていただきました。任された仕事がうまくいかなかった時も、その理由を共に考え職員皆で向き合ってもらいました。入ったばかりの頃に多くのサポートを受けることで、自分が人に教える立場になっても同じように頑張ろうと思える、良い循環が生まれていると思います。OJTを通じて、職員同士のコミュニケーションの機会が自然と多くなることも、働きやすさを感じられる理由の1つだと思います。
Q3.今、働くうえで大切にしていることは何ですか?
福島さん:
就職して4年が経ち、周りを見る余裕ができてきました。ご利用者一人一人の状態をよく観察し、その時々で一番いいお仕事ができるようにという気持ちを大切に働いています。また、フロアの状況に目を配り、困っている職員がいれば声を掛け、上手く業務が進んでいなかったら自分がどういう動きをすればいいのかなど、考えながら働くようにしています。
高橋さん:
私が今働く上で最も大切にしていることは、現状に満足しないようにすることです。日々の業務の中で経験を積むと、慣れが出てきてしまうことがあると思います。しかし、ご利用者の状態は毎日変化しており、以前と同じ対応では上手くいかなくなる場面がでてくることもあります。プランの提供しているケアで十分に思える状況でも、ご利用者の皆様により良い生活を送っていただくために、できることはないかを考えるようにしています。また、ご利用者の変化に早くきづけるよう、自分だけの視点によらず他職種への相談やケアワーカー同士で意見交換を積極的に行うことが重要だと考えています。
細谷さん:
ご利用者との関わりを丁寧にすることです。そして日々の業務の中での“気付き”を大切にしています。自分の感じるちょっとした違和感が、ご利用者にとっての大きな状態変化だったりすることもあります。少しの気付きを見逃さないことが、利用者の安全や安心を守ることだと思ってお仕事をしています。また職員間のコミュニケーションは、業務が円滑に進み、良い支援に繋がると基本だと考えていますので今後もコミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。
